もう20年来の相棒、Don Grosh
前回のギターの話では、Don Groshとの出会いについて書きました。
今日はDon Groshの現在の話を。
現在はクラックは入るし、自分のベルトのバックルで付けてしまった傷(クリスタルが宝石の様に何個も加工してあるバックルだったんだよね・・・あーあ)で、使用感アリのかわいそうなボディ裏になってしまいましたが、音は現役バリバリです。
ボディ
ボディバック材はバスウッドです。おかげで超軽くて激鳴りです。
ラミネートボディなのに音質的に重くならないのはバック材のおかげでしょうね。音質はカラッとしててオールドのストラトっぽく、良い意味で暴れてくれます。弦の食いつきも良いしホントに弾きやすい! 最近のギターはフラット指板が多すぎで弾きにくいんですよね。
フレット
それとDon Groshの芸術的なフレット加工、見事です。これは現物を見せながらじゃないと説明しにくいですが、フレットの角の面取りが美しい。初めて手にした時からもう何年も弾いていたかの如く手に良く馴染みます。
フレットの種類は不明。触った感じとしてはダンロップの6100に似てますが、それより少し高さは低い感じですかね。新品当時1.1mm程度の高さは有ったと思います。音の立ち上がりも良くGOOD!
この技術を採用している国内のメーカーもありますね。仕上げに相当時間がかかるみたいで、手作業なので通常のネックより生産本数は減ってしまうそうです。
ピックアップ
購入時のピックアップはリンディーフレイリンの50年代モデル(正式な型番忘れました)のシングルコイルが3つ。とにかく良い音です。リンディーはオールド名機のピックアップのリワイヤリングを元々仕事としてやってた人のようですね。そのノウハウか?現行のピックアップメーカーでは味わうことができない音の粘りや張りを味わえました。
試奏したこともありますが、まさに「あの音」です!(あくまでも主観ですが、本当に木が鳴ってる、弦が鳴ってる、って感じです)現在の構成は、リアピックアップがSuhrのアルドリッチモデル、センターはリンディーフレイリンのまま、フロントはディマジオのエアノートンとなってます。レコーディングでリンディーフレイリンのノイズに負けました(笑)
ネック
ネック材はメイプルネックに指板はローズかな?不明ですが多分ローズでしょう。パーフェローやエボニーとも違うし・・・ネックのRはフラットではなく適度なR付きです。フェンダーほどキツくなくレスポールほどフラットではないので手にとてもなじみます。
ブリッジ&ペグ
ブリッジはGOTOH製の2支点タイプのシンクロです。チューニングも音質も問題ないです。ペグはシュパーゼルのロックタイプです。これはもうシンクロタイプのブリッジ使用者には定番ですね。
パーツカラー
パーツカラーは・・・ゴールド!余談ですがクルーソンタイプのペグだとGOTOH製のマグナムロックも定番です。両者ともチューニングの安定においてはピカイチです。
あーあ、サバチャンシール貼っとる・・・笑
若かりし頃の・・・ですね。愛すべきギターのお話でした!
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