愛すべき板わさ、厚みは何ミリがちょうどいい?
出会いは小田原のかまぼこ通りにある鱗吉(うろこき)でのちょい飲み。
板わさを注文すると、写真↓の通り分厚く切ったかまぼこに、キーンと冷えたわさび漬けが添えてありました。この組み合わせがめちゃくちゃ旨かった!
聞くと、鱗吉では15mm厚にこだわっているそうで、このザクッとした歯触りがなんともいえず、今まで食べてきたかまぼこはなんだった?と思えるほどの衝撃的出会いでした。
そこから、かまぼこの種類の多さ、切り方・・・いわゆる奥深さに惹かれ、2年連続で「小田原宿場まつり」に参加したほどでした(3年目、4年目はコロナで開催ならず)。このかまぼこ祭りの話はまた今度ということで、今日は板わさ。
実は、かまぼこの大手製造メーカーである鈴廣は12mmを推奨しているとか。
さて、ここからは実際に食べてみた板わさをご紹介。
そば切り やぶ(巣鴨)の板わさはシンプルで飾り切りが美しく、程よく弾力があるタイプで、厚みも12mm程度でしょうか。
続いて、藤沢「すい庵」の板わさ。
こちらも厚さ十分、しっとりとした旨さのかまぼこでした。
続いては、食べログ百名店の常連、東長崎手打ち蕎麦じゆうさんの板わさ。
こちらは焼き蒲鉾ですね。また違った香りがたまりません。
こちらの明月庵ぎんざ田中屋の、王道な板わさもいいですね。
こちらのかまぼこは鈴廣のホームページで紹介されていたのでおそらく12mmですね。
先日ふらりと行った秩父のお蕎麦やさん名物秩父そば「立花」。
こんな板わさもホッとする感じでいいですよね。こちらはやや薄めに切ってありました。
実は、板わさの厚みに驚いたのは最初はこちらだったかもしれない、練馬のそば二十三。
ちょっと鱗吉に近いものを感じます。厚みがあって弾力があるタイプ。
そして、わさびが美味!!!
こちらもまたオーソドックスなタイプですね、新桜台蕎麦と酒ふく本の板わさ。
厚みは12mmくらい。ちょっとやわらかいタイプのかまぼこです。
最後はご近所の居酒屋藤やさんの本日のつまみメニューで出ていた板わさ!
マスターの飾り切りの腕が素晴らしい!
たっぷりの量も飲兵衛には嬉しいですね。このかまぼこならこの厚みって感じでした。
結局、厚みは何ミリがいいのか!?
もちろん好みはあるのでしょうが、かまぼこにも弾力のあるタイプ、ふわっとした優しい歯触りのタイプ、しっとり、プリプリ、もちもち・・・いろいろとあるので、買ってきたかまぼこをよく観察して、物によって切り方を変えるのがいいのでは?と思います。
なんや、結論ないんかーいww
いや、自分としてはね、弾力のあるしっかりしたかまぼこなら15mmくらいの厚さで小さめに切ってわさび漬けをのっけて食べる「鱗吉スタイル」が好きだし、柔らかめならそれこそ7mmくらいにうすーく切って、生のわさびをおろさずに千切りにしてそれをちょっと巻いて食べたいな〜、なんて思ってますが、かまぼこの種類が多すぎてね、正直言い切れない!
はい、もうちょっと勉強しなくちゃね。
かまぼこってカテゴリー作って、やるかなぁ〜笑
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