ぎたりすと・こーじのブログ

ギターと機材と酒が好きなギタリストです。よろしく!

もしも英語が使えたら・・・

あれは生まれて初めての海外旅行。どうしてもハリウッドのギターセンターでギターが買いたくて、勢いで飛行機とホテルを予約して一人ロサンゼルスへ。もちろん英語は話せませんが、行けばなんとかなる!という若さ(当時24歳)ゆえの安易な自信で?何一つ不安に思うことなく旅はスタート。

ロサンゼルスの空港に着いてスーツケースが出てくるのを待っていたら、突然、警備員みたいな人がこっちへ来いと、手招きしてる。ん?自分?と、少し不思議に思うがついていくと、なにやら数人が待機している部屋に入れられ、テーブルの上には自分のスーツケースが置いてある。1人が開けてもいいか?みたいなジェスチャーをするので、もちろんどうぞとうなずく。

何人かでスーツケースの中身を取り出して確認してる・・・

ん?なんか疑われているのか!?

・・・とやっと気付き始めたころ、1人がビニール袋に入った頭痛薬を取り出して
「What's this?」と聞く。まぁ、これくらいの英語はわかるわ、
「あぁ、それね・・・ドラッグだよ」と答える。すると相手が
「?」な顔をしたので、自分の発音が悪かったのかと思い
「ドゥラァァァッッグ!」とゆっくり丁寧に発音したら、なんだかザワザワしだしてね・・・笑

いや、もちろん後で反省しましたよ!でも箱にはバファリンって書いてあるのに聞いてくるし、頭痛や痛みって英語でなんていうんだっけ?とか焦ってしまって、あ!そうだ、薬屋ってドラッグストアだからドラッグで通じるわと思って思わず出てしまったんだよね。バカでしたね〜

結局、日本語がわかる人が来て話が通じて、向こうが「Sorry!」なんて言って解放されたんだけど、いや〜〜すごい経験でした。自分がロンゲのミュージシャンだから?余計に疑われたんだとか周りは言うんだけど。

結局その後もそのロンゲのおかげで?英語が話せなくても周りが親切に対応してくれて、ギターセンターまで行ってしっかり試奏することはできたのですが、
英語が使えないから、聞きたいことが聞けなくて。
しっかり現金用意して買う気満々でしたが、買えずじまいの悲しい旅でした。

今回のお題「もしも英語が使えたら何する?」で、急に思い出したこの話。やっぱりもしも英語が使えたら、もう一度あのギターセンターに行ってギター試奏して、聞きたいことをちゃんと質問して、それで最高のギターを買って日本に帰りたい・・・と、何年経っても変わらぬ夢を見る、50過ぎのおっちゃんなのでした。

#もしも英語が使えたら

#もしも英語が使えたら
by クリムゾンインタラクティブ・ジャパン

 

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