Kemperのオススメ有料Rig、Top3【Kemper話③】
前回はKemperでの音作りのコツについて書きました。
今日はKemperの有料RIGについて触れてみたいと思います。
有料リグは、まずデモがあればデモをよ〜く聴いてみるといいと思います。そして、そのプロファイルはどんなギターでどんなピックアップが乗っていたのか?ちゃんとしているところなら書いてあります。自分は書いてないところでは買わないなぁ・・・。ここまでがショップ選びみたいなものですね。リアルでもネットでも信頼できるショップ探しは念入りに。
次に、KemperのRIGの種類ですがStudioProfileRig、DirectProfileRig、MargeProfile RIGと3種類あります。
Studio Profile Rig(スタジオプロファイルリグ)
アンプとスピーカーがセットの通常のアンプ等にマイクを立ててプロファイルする方法です。今聞いてる音がプロファイルされます。
Direct Profile Rig(ダイレクトプロファイルリグ)
アンプのスピーカーアウトからプロファイルされた音です。このまま聞くとあのギザギザしたラインの音です。お好きなIR(スピーカーのインパルスレスポンス)を使えば、好みに仕上げることができます。
Marge Profile RIG(マージプロファイルリグ)
上記2つのRIGのいいとこどりなのですが、デメリットは面倒くさいのと最終的な音が把握できないこと。ある程度経験で・・・としか。これのいいところはPAからスタジオプロファイルと同等の音を出してもらい、アンプではDirectProfileを使って自前のパワーアンプで鳴らせること。これが簡単にできるのはKemper以外知りません。
どのプロファイルが欲しいのかで選べるショップも絞られますが、たいていみんな同じところで買ってるような気がします。オススメは以下の3つです(あ、自分は基本・・・80'sメタル系ですが!)
No.1 Top Jimi
自分も愛用させてもらってるTOPJIMIは、MargeProfileが多い印象で音もとても扱いやすくパワーアンプから出しても元気のいいサウンドです。ここのマーシャル系買っておけばなんでも使いまわせる感じがします。
この中でもおすすめはレジェンドシリーズのVanHalenのプロファイルがこの店のベストなマーシャルセレクト的で大当たりでした。もうこれあれば後はクリーン系とか無料リグで見つけてきてバキバキにクリスタルクリーン作ってしまうのが自分の今の環境です。
No.2 Big Hairy Sounds
プリアンプからのプロファイルも多く、懐かしい冷蔵庫(ラック系)サウンドもばっちり。
No.3 Chop Tones
ちょっと高めですが種類も多い。
最後にもう一つ、PreAmpなどから直接プロファイルする方法について触れておきますね。これはどちらかというとDirect Profile Rigに似ているのですが、ここでいうDirecProfile Rigはアンプヘッドなどでパワーアンプを経由してるもので、PreAmp本体とパワーアンプは経由しないのでパワーアンプの癖などは加味されません。
ライヴで自分のパワーアンプを使いたいならPreAmpからダイレクトのほうが使い勝手はイイと思います。もしライヴでお気に入りのパワーアンプお持ちでしたら、直接プロファイルしてお気に入りのパワーアンプで鳴らすのも面白いかもです。
次回は、Kemperのライヴハウスでの使い方について話します。
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